市民手話講習会 開催しました
2月1日(水)、手話に関心がある方や基本を学びたい方を対象に、市民手話講習会〈入門編〉を開講しました。昼の部の講師は、『防府手話同好会』(以下、同好会)と『防府市聴覚障害者福祉会』(以下、聴障会)、夜の部の講師は、『防府手話サークル梅の会』(以下、梅の会)
と聴障会が務めました。講習会は、全6回、1回目は「身振り、挨拶、名前の紹介」、2回目は「数字を使って話しましょう」、3回目は「家族を紹介しましょう」、4回目は「趣味、仕事について話しましょう」、5回目は「あなたの家を紹介しましょう」、6回目は「まとめ」という内容でした。
1回目は、受講生が初対面なので、手話をすることに恥ずかしさや緊張する様子が見られました。しかし、時間が経つにつれ少しずつ慣れて、自信を持って取組まれていました。
参加者の方からは「孫とのコミュニケーションを深める為に参加したが、新しいことを始めると大変だった。手話が伝わると嬉しいと思う」「東京オリンピックの開会式で手話をされている方の表情の豊かさに憧れ、自分の周囲にも手話をされる方がいたのでやってみたいと思った。講師の方々はゆっくり教えてくださるので分かりやすく、少人数制で聞きたいことも聞きやすい」とお話ししてくださいました。
講習会参加後は、4月から始まる市障害福祉課主催の『手話奉仕員養成講座』、同好会や梅の会への参加など、受講者の次なるステップへつながることを期待しています。手話に興味を持たれた方は、ぜひ市社会福祉協議会までご相談ください。