夏休み親子福祉体験教室 ~車いすで路線バスに乗ってみよう!~

8月12日(木)に小学生とその保護者を対象とした親子福祉体験教室を開催しました。『防長交通株式会社』の協力の下、参加人数を限定し、公会堂で車いすを使用しての路線バス乗車などを行いました。

まず参加者は、あいサポートメッセンジャー(※)から、障がいがある方への理解を深めるための講義を受けました。

その後、実際に車いすに乗り、スロープを使ってバスの乗降をしたり、公会堂の中のエレベーターや多目的トイレ、自動販売機を車いす目線で体感したりしました。車いすに乗ると、いつもとは目線が変わることや、方向転換の難しさ、普段は気にならないようなちょっとした段差にも気付くことができました。
参加した子どもたちからは、「車いすでバスに乗るのは大変だった」「声かけとちょっとした手助けで自分にも何かできるというがわかった」、保護者からは、「公会堂のバリアフリー化が進んでいて、車いす走行がスムーズだった」「親子で体験できてよかった」などの声を聞くことができました。

(※)あいサポートメッセンジャー
さまざまな障がいの特性や障がいのある方が困っていること、必要な配慮などを理解して、ちょっとした手助けを行い、誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)をつくっていく運動をあいサポートといいます。この運動を広めていく人をあいサポートメッセンジャーと呼びます。